プレミアムフライデーは北海道へ!洞爺の秋をカヌーやヘリコプターで一望!
- 2017.09.13
- 観光案内室
こんにちは。今年のゴールデンウィークは10連休ということで、長めの旅行をお考えの方も多いかと思います。
ゴールデンウィークの北海道は、うっすらと春めく陽気、降雨量の少ない天候、色づき始めた緑が心と体を癒やしてくれる清々しさ、そして、北上した桜前線が広い大地を満開にする時期でもあります。ご家族、お友達と北海道への旅を計画してみませんか。
古来から人々に親しまれてきた桜。正式に定められているわけではありませんが、菊と並んで国を代表する花であり、日本人にはとても馴染みの深い花です。世界各国に桜の木は存在していますが、アジア圏で美しい花を咲かせる桜の品種が多く、特に日本列島にその数が集中していることから、桜は日本というイメージが強いのかもしれません。
日本で初めて桜のお花見が行われたのは、平安時代といわれています。貴族の間で優美な風習として広まっていましたが、鎌倉時代に武士階級にも浸透していったようです。かの豊臣秀吉も桜が大好きだったようで、全盛期には総勢5,000人もの一行を引き連れた大々的なお花見を開催してたと言われています。現在のように、桜の下で宴会をするスタイルは、この時に確立されたのかもしれませんね。
ぱっと咲いて美しく、ぱっと散りゆく潔さ。「花は桜木 人は武士」という言葉も生まれました。
こうして日本で愛されてきた桜ですが、近年ではその美しさを鑑賞するために、世界各国から観光客の方が訪れます。前述しましたように、桜が咲くのは日本だけではありません。アジア各国はもちろん、アメリカやヨーロッパでも桜の名所はいくつも存在しますし、日本から寄贈された桜が世界中で咲き誇っています。それでも、海外の人々は「日本の花見」を求めて、来日されているのです。
「日本の花見」を求める理由・・・それはやはり、美しさと壮大さにあるのではないでしょうか。日本列島を埋め尽くす勢いで咲き誇る桜は、並木道や小さな公園など、そこかしこで見ることができます。日本人は花を愛でる文化を大切にしているため、ほとんどの場合、どこへ行ってもその木々は綺麗に手入れがされていて、見る人の心を癒してくれます。
桜の名所では木はもちろんのこと、その景観までも整備され、桜をより一層魅力的な美しさに輝かせてくれます。青空に舞う桜吹雪を見て、「桜の雨が降る国」と表現された外国人の方もいるほど、情緒的な光景を目にすることができるのです。
日本の桜が外国人旅行者に人気の理由がもうひとつ。それは、花見の文化です。アメリカなど世界の多くでは、公園や路上でお酒を飲むことが禁止されています。地方によっては、公共の場所での食事についても制限されています。日本のように、桜の花を見ながら美味しい食事、楽しい宴という発想にはならないようです。
また、日本はコンビニやデリバリーの食事のクオリティの高さや、細部にこだわった彩り豊かなお弁当も日本独特のもので、海外の方はとても驚かれることが多いようです。
日本の花見は文化であり最高の娯楽です。そうした花見という行事に、外国人の方々が強く心惹かれているようです。また、そういった宴会にあっても、大きなトラブルは少なく、木を傷つけたりすることもない日本人のマナーの良さが、世界の歓心をかっているのかもしれません。これからも世界に誇れる花見文化を保っていきたいですね。
桜の話をしていると、そろそろお花見が待ちきれなくなってきたのではないでしょうか。2019年の桜開花予想は、発表元によって微妙な差はあるものの、3月20日前後に九州から開花が始まると予想されています。その後東京や大阪でも続々と咲き始め、満開になるのは3月末くらいの見込みです。
桜前線は北上し、北海道の開花は4月30日〜5月上旬が見込まれています。ゴールデンウィークは、桜観賞を楽しみに北海道に出かけませんか。
桜の季節には、北海道でもさまざまなイベントが開催されます。名所といわれる見どころも含めて、ご紹介したいと思います。
道幅が二十間(約36m)もあることにちなみ、その名がついた二十間道路桜並木。日本一の桜並木とも呼ばれ、「日本の道百選」「さくら名所100選」「北海道遺産」などに選出されている日本屈指の桜の名所です。毎年5月上旬には桜まつりが開催され、トータルで約20万人もの花見客が全国から訪れています。
函館の五稜郭公園では、公園全体が桜で埋め尽くされる北海道内でも人気のスポット。貸しボートに乗って堀から桜を見たり、桜の下にレジャーシートを敷いたり、五稜郭公園タワーから見下ろす桜もまた壮観!
桜の季節は夜桜のライトアップが行われ、幻想的な風景をお楽しみいただけます。また、期間中のみ火気の使用が可能。手ぶらで楽しめるジンギスカンセットも貸出しています。
洞爺湖周辺にも桜の名所はたくさん。ドライブがてら、空港や札幌・函館などの観光地から車で訪れるのも素敵ですが、洞爺ならではの桜の楽しみ方をしてみませんか?
洞爺湖畔に咲き乱れる桜を自転車で巡ってみましょう。浮見堂公園や旧ネイパル洞爺前、烏帽子岩公園など桜が見られるスポットが点在しています。桜以外にも梅も一緒に見ることができますよ。
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパでも、マウンテンバイクやシティサイクルでツーリングができるガイド付きアクティビティをご用意しています。ぜひ、桜の季節にご利用ください。
今年で38回目を迎える、洞爺湖名物のロングラン花火大会は4月28日(日)から開催。期間中、毎日450発もの花火が夜空を彩ります。湖上からはもちろん、船で移動しながら打ち上げていく花火は、温泉街のどこにいても見ることができます。場所によっては、花火に照らし出された夜桜との競演が楽しめるかもしれません。
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパでは、打ち上げ現場の近くから迫力のある花火をご覧いただける花火鑑賞船ツアーも開催しています。船の上からゆったりと幻想的な風景をお楽しみください。
春の北海道を大切な方と美味しく、そして優雅に寛げる宿泊プランをご紹介します。
[夕朝食付]◆GW期間限定◆北の大地が魅せる“旬の輝き”~ディナーブッフェ付プラン~
本州の見頃を一ヶ月ほど過ぎてから楽しむことができる北海道の桜。今年のゴールデンウイークは桜舞う北海道に旅しませんか。
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